1985-06-06 第102回国会 参議院 商工委員会 第19号
同時に南夕張市においてもそうですけれども、山だけに依存をしているそのような地域は、もっとやはり積極的にその地域全体のために役立つような、山全体といいますか、石炭の付加価値を高めることより地域全体のことをもっと考えていかないと、南夕張においてもメロンだとかあるいは石炭資料館だとかというふうなことで、観光客云々と言われますが、そんなことじゃとてもあの地域は生きていけるはずがない。
同時に南夕張市においてもそうですけれども、山だけに依存をしているそのような地域は、もっとやはり積極的にその地域全体のために役立つような、山全体といいますか、石炭の付加価値を高めることより地域全体のことをもっと考えていかないと、南夕張においてもメロンだとかあるいは石炭資料館だとかというふうなことで、観光客云々と言われますが、そんなことじゃとてもあの地域は生きていけるはずがない。
その三人というのは、高島砿が二人で、南夕張砿が一人です。それで、事故があった日にも、鉱業労働災害防止協会の大会で表彰を受けている。総点検だとかそういうことをやっておりましたよ、よくやってきましたねというその結果として表彰をやっている。しかし、そういうものとは裏腹に、取り返しのつかない大きな事故が一年半の間に三回繰り返されています。これはどういうことですか。
今回のガス爆発ということは、なぜそれが検知できなかったかということになるわけですから、そうなりますと、南夕張の場合には機械にある程度頼って、そういう人による検知ということは平常行われておるのかどうか、その点いかがですか。
南夕張の場合には非常に近代的ないろいろな集中管理制御装置等があって、中央で統制できるようになっているわけでありますが、そういう点からいきますならば、南夕張の場合にはそういう設備されておる近代的な機能、そういう機器類が機能をしなかった、こういうふうにも考えざるを得ないわけでありますが、その点はどのようにお考えをお持ちですか。
しかし、個別炭鉱ごとにある程度の差異があることは御指摘のとおりでございまして、御指摘の南夕張の炭鉱等につきましては、ある程度水準が高いのでございまして、これらにつきましては私どもとしても関連需要家に対して引き取り方を、会社がやるのが当然でございますが、私どもとしましてもこれを促進すべく要請をしてきたところでございまして、南夕張につきましてもその後、つまり三月に入りましてかなり貯炭が減っている状況というふうに
早く助けるために行った人が、素人ならいざ知らず、私が知っておる範囲内でも恐らく南夕張では最優秀の保安技術者だったと私は思うんです。また、組合の幹部も行っておりますが、これは生産部長。まあそういう専門家であるがゆえに救出を急いだんじゃなかろうか、こういう懸念も一つある。しかし、会社の報告では、この装備は軽便なやつではあるけれどもしておったと、またしておるのが当然だと思うんです。
しかも、この南夕張鉱は開鉱以来、自立の保安体制ということをその社のスローガンにも掲げ、ほとんど大きな災害がなかっただけに、関係者の受けるショックは大きいものがあるわけでありますが、私は、この災害によって不幸にして亡くなられた十六名の方がさらに十七名に今日なられたということを、先ほど報告で聞いたわけでありますけれども、亡くなられた十七名の方々の御冥福と、遺族の方々に対しまして心からお見舞い申し上げますとともに
また南夕張もそういうことをやっておったわけですね。しかし、現実にこういうことが起こったということに・なると、やはりガス突出の可能性は、確率としてはまだ非常に少ないけれども、残されている。そうなると、ガス突出が万一あった場合に、死傷者をなくするという努力が必要であります。その点について、過去のガス突出からどういう教訓を学ばれて、どういう点を改善されてきたかということを伺いたい。
○倉成委員 南夕張鉱については、ガス抜きについては基準よりもはるかに多いガス抜きをやっておった。しかし、現実にこの事故が起こったわけです。そうすると、ガス突出による被害が過去一年ぐらいを例にとってどの程度あったのか、そしてまたこのガス突出による被害があった際に、死傷者が出た場合、これについてどういう教訓を当局として学んだか、ひとつ率直にお聞かせをいただきたいと思います。
それから第二の点でありますが、南夕張の開発は、空知炭田でも特に夕張衣地区は原料炭の山で、一応国内原料炭としては良質炭が夕張の地帯では出るわけです。しかし一方において、現在稼働中の原料炭の山はビルドアップし、増産態勢をとる。このことは、新鉱を開発するよりも、一応炭鉱があるわけですから、それに積み重ねたほうが経費が安い。
いうなれば、今度原料炭開発をするとしても、いわゆる南夕張地帯くらいが考えられるだけであって、あとは増強分の各周辺に対する調査という面にほほ限定されてくる。一般炭については石狩炭田以外には、天北の場合にはほぼ現在の場合は開発の可能性がない、こういうことになって参りますと、大体この石炭関係については、事、北海道に限れば、伸びるということはあまり私は想定できないと思うわけです。